千代田鋼鉄工業株式会社

鉄筋コンクリート用棒鋼ができるまで

千代田鋼鉄工業は都内唯一の電炉メーカーとして、鉄スクラップを鉄筋棒鋼にリサイクルしています。鉄筋棒鋼はビル、道路、橋梁等の建築・土木分野等、様々な建設現場で使用され、日本社会を基礎から支えています。

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図解綾瀬工場の棒鋼製造ライン

電気炉は電気のアーク熱（約5000℃）を使い鉄スクラップを溶かし鋼を作る方法です。再生された鉄を再度加熱し精錬、圧延して新しい鉄筋棒鋼を造ります。電気炉を使った製鋼の利点は、主原料が鉄スクラップのため資源を有効化できる点、比較的小ロット多品種の生産に適しています。

鉄リサイクルを主とする電気炉について

鋼（はがね）は鉄を主成分とした合金で、鉄の持つ性能（強度、靭性、磁性、耐熱性など）を人工的に高めたものです。千代田鋼鉄工業が自社電炉で再生する「鉄」は鋼（はがね）を意味します。鉄筋コンクリート用棒鋼をはじめ鉄鋼製品のほとんどは、鋼（はがね）から作られています。